伸るか反るか 2006 2 3

 最近の日経平均株価は、伸るか反るかの「バクチ相場」となっています。
米国株式市場が上昇すれば、日経平均株価は、大幅高で始まり、
米国株式市場が下落すれば、日経平均株価は、大幅安で始まります。
 しかし、米国株式市場が上がるか、下がるかは、誰も予想できませんので、
これは、丁か半かのバクチと同じです。
 こんな日本の株式市場に、うんざりしている一般人も多いのです。
まるで、バクチのような値動きに嫌気が差して、
一般の人は、金利が高い外貨預金に走っている傾向があります。
 これは、常識的な行動だと思います。
企業業績がよくて、チャートの形もよくなった。
これで万全だと思って、買ってみたら、
米国株式市場が急落したので、
買った株も、急落して、チャートの形が悪くなってしまった。
仕方なく、損切り。
 1週間ぐらいしたら、その銘柄のチャートの形がよくなった。
今度こそと思って、買ってみたら、
運悪く、またしても米国株式市場が急落。
また、買った株のチャートの形が悪くなってしまった。
仕方なく、損切り。
そういう話をよく聞きます。
 こんな日本の株式市場に嫌気が差して、
外貨預金に走っている人を、たくさん知っています。
 このままでは、株式市場に残るのは、
ギャンブル好きの人たちだけです。
 米国株式市場が下落しても、日本の株式市場には関係ないと思います。
長期的には関係するでしょうが、短期的には、全く関係ないと思います。


































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